ノートパソコンスタンド比較|3製品の特徴とメリット・デメリットを整理

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ノートパソコンで長時間作業していると、目線が下がって肩や首まわりが重く感じられてくる方は多いのではないでしょうか。画面の位置を上げるためにスタンドを探し始めても、据え置き型・貼り付け型・アーム型と方式がばらばらで、どれが自分の使い方に合うのか分かりにくいのが実情です。この記事では、メーカー公表のスペックとカスタマーレビューの傾向を確認した3つのノートパソコンスタンドについて、それぞれの特徴とメリット・デメリットを運営者自身の言葉で整理します。

先に結論だけ言うと、決まった席に据え置いて安定感を重視する方にはBoYata、持ち運びの身軽さを優先する方にはMOFT、座り姿勢と立ち姿勢を切り替えながら使いたい方にはtouneeが向いています。それぞれ得意・不得意が異なるので、詳しくは比較表と各製品の解説をあわせて確認してください。

この記事で分かること

  • どんな人にこの3製品が向かないか(とにかく安く済ませたい人・本体のキーボードを直接打ち続けたい人・パソコンの背面に何かを貼ることに抵抗がある人など)
  • 3製品(BoYata N21/MOFT MS006/tounee 伸縮式)のスペックと特徴の比較
  • それぞれのメリット・デメリットと、向いている人・向いていない人の整理
  • 購入後に最初に確認しておきたいポイント

この記事が向いていない人

3製品は据え置き型・貼り付け型・回転ベース型と方式が異なり、すべての人に同じように向いているわけではありません。以下に当てはまる場合は、他の選択肢もあわせて検討することをおすすめします。

  • とにかく安く済ませたい方:ノートパソコンスタンドには2,000円台で買える折りたたみ式の商品も多くあります。今回の3製品は、据え置きの頑丈さ、持ち運びの身軽さ、立ち作業への対応という、それぞれ明確な個性を基準に選んでいます。価格を最優先する場合は、他の選択肢を先に確認してください。
  • 本体のキーボードを直接打ち続けたい方:3製品とも、高さを上げるなら外付けキーボードを併用した方が快適という趣旨の声が、それぞれ独立して見られます。スタンドに載せたまま本体のキーボードだけで作業を続けたい場合は、この点を先に知っておいてください。
  • パソコンの背面に何かを貼ることに抵抗がある方:MOFTはパソコン背面に貼り付ける一体型です。貼り付け自体を避けたい場合、MOFTは候補から外れます。
  • 持ち運びやすさと据え置きの安定感を1台で両立させたい方:3製品はどれかの用途に寄った設計です。BoYataには重くて持ち運びには不向きという声があり、MOFTには素材が柔らかく直接タイピングすると揺れるという声があります。両立を求める場合は、どちらを優先するかを先に決めることをおすすめします。

失敗しない選び方の基準3選

選ぶときに見ておきたい基準は、使う場所、調整方式、タイピングのしかたの3つです。

基準1|使う場所を決める(据え置きか持ち運びか)

BoYataとtouneeは据え置き向きの設計で、MOFTはパソコンと一体で持ち歩く設計です。BoYataには重くて持ち運びには不向きという声があり、席が固定されないフリーアドレス(席を決めずに働くオフィスの座席方式です)の職場で毎回設置するのは煩雑だという指摘も見られます。逆にMOFTは重さ約89g・厚さ約3mmで、貼りっぱなしでも邪魔にならないという声があります。まず使う場所を1つに決めると、候補が絞れます。

基準2|調整方式を確認する(無段階・2段階・伸縮回転)

BoYataは高さ・角度とも無段階で調整できます。MOFTは15°と25°の2段階です。touneeは高さ調整に加えて、伸縮式アームと360°回転するベースで位置そのものを動かせます。細かく角度を詰めたいならBoYata、割り切ったシンプルさならMOFT、位置ごと動かしたいならtouneeという住み分けです。

基準3|直接タイピングするか、外付けキーボードを使うかを決める

3製品とも、高さを上げた状態では外付けキーボードがあった方が快適という趣旨の声が、それぞれ独立して見られます。MOFTはスタンドを立てた状態で直接キーボードを打つと本体が揺れるという声があり、touneeは手前の落下防止のツメが直接タイピング時に手首に当たって痛いという声があります。直接タイピングを続けるのか、外付けキーボードと組み合わせるのかを、購入前に決めておくことをおすすめします。

3製品のスペック比較表

3製品のメーカー公表スペックをまとめると、次のとおりです。星評価・レビュー件数・価格はAmazonアソシエイト・プログラムの参加要件により当サイトには掲載していません。詳しい傾向は各製品の解説、実際の数値は商品ページでご確認ください。

3製品のスペック比較。表が画面に収まらないときは、横にスクロールできます。
項目 BoYata N21 MOFT MS006 tounee 伸縮式
特徴 据え置きの定番 超薄型・持ち運び 伸縮・立ち作業対応
タイプ 据え置き型(折りたたみ式) 背面貼り付け一体型 据え置き型(回転ベース・折りたたみ収納可)
素材 アルミ合金 ポリウレタン・ファイバーグラス(ガラス繊維の素材です) アルミ合金
対応サイズ 17インチまでのノートPC・タブレット 最大15.6インチまで(商品ページ内には11.6〜16インチという表記もあり、記載に揺れがあります) 10〜17インチのノートPC
耐荷重 20kg 最大5kg 22ポンド(約10kg)
調整方式 高さ・角度とも無段階 15°と25°の2段階 高さ調整+伸縮式アーム+360°回転ベース
重さ・厚さ 確認できた範囲では記載なし 約89g・厚さ約3mm 確認できた範囲では公表値の記載なし
放熱 中央に放熱用の大きな穴 放熱用の底穴 確認できた範囲では記載なし
滑り止め・固定 シリコンゴム製滑り止めパッド(接地側・パソコン側の両面) 繰り返し接着可能なリムーバブルグルー(貼り直せる粘着素材です) 確認できた範囲では記載なし
収納 折りたたみ式。スタンド下の空間にキーボードや書類を収納可能 マグネット内蔵で、畳むとパソコンの下に隠れる 折りたたみ収納可

※このほかの仕様(細かな寸法や付属品など)は、商品ページでご確認ください。

BoYata ノートパソコンスタンド N21を詳しく見る

BoYata N21は、アルミ合金製の据え置き型スタンドです。17インチまでのノートパソコン・タブレットに対応し、耐荷重は20kg、高さ・角度とも無段階で調整できます。中央に放熱用の大きな穴があり、シリコンゴム製の滑り止めパッドが接地側とパソコン側の両面に付いています。回転軸部分はアルマイト処理(アルミの表面を硬く、さびにくくする処理です)が施され、スタンド下の空間にはキーボードや書類を収納できます。2020年に購入してから約6年使い続けても関節部分の緩みをほとんど感じないという長期使用の報告も見られ、同じ型番が長く販売され続けていることがうかがえます。

メリット

  • シンプルで高級感のあるデザイン、頑丈さ、調整幅の広さが支持されています。
  • ヒンジが硬く保持力が強いため、液晶タブレットのような重めの機材を載せても角度がずれにくいという評価も見られます。硬さについては、勝手に下がってこないので逆に安心という肯定的な受け止めも多く見られます。

デメリット

  • 角度調整が硬く、両手で力を入れる必要があるという声があります。
  • 重くて持ち運びには不向きで、フリーアドレスの職場で毎回設置するのは煩雑という指摘も見られます。
  • 高さを上げると外付けキーボードが必須になるという声や、脚の形状的に天板下の空間を活用しにくいという要望もあります。

向いている人

自宅やオフィスの決まった席に据え置いて使いたい方、液晶タブレットなど重めの機材も載せたい方、角度を無段階で細かく調整したい方。

向いていない人

毎日持ち歩きたい方、片手でさっと角度を変えたい方。

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MOFT ノートパソコンスタンド MS006を詳しく見る

MOFT MS006は、重さ約89g・厚さ約3mmの、ノートパソコン背面に貼り付ける一体型スタンドです。繰り返し接着できるリムーバブルグルーで貼り付けるため、剥がして貼り直すことができ、粘着面は水洗いすると粘着力が戻るとされています。角度は15°と25°の2段階、耐荷重は最大5kgです。対応サイズは商品ページ内で11.6〜16インチとする表記と最大15.6インチまでとする表記が混在しているため、この記事の比較表では控えめな方の15.6インチまでを基準にしています。マグネット内蔵で、畳むとパソコンの下に隠れます。放熱用の底穴が付き、素材はポリウレタンとファイバーグラスです。2019年にアメリカのKickstarter(新商品の企画に出資を募るクラウドファンディングのサイトです)でデビューした製品です。

メリット

  • 軽量で嵩張らない点、2段階の角度調整、設置の簡単さが支持されており、姿勢改善に役立ったという声も見られます。
  • 貼りっぱなしでも邪魔にならず、1年使ってもリュックの出し入れで剥がれないという声もあります。

デメリット

  • 素材が柔らかく、スタンドを立てた状態で直接キーボードを打つと本体が揺れるという声があります。外付けキーボードと組み合わせると快適という声が複数見られるのは、この裏返しといえます。
  • 軽いパソコンや貼り付け位置によってはぐらつくという指摘、完全にフラットに畳んだ状態やキーボードの端を叩くとガタつくことがあるという指摘もあります。
  • 角度が2段階のみで、無段階では調整できない点も購入前に知っておきたいポイントです。

向いている人

カフェや出社先など外に持ち出して使いたい方、荷物を増やしたくない方、在宅と出社を行き来する方。

向いていない人

パソコンの背面に何かを貼ることに抵抗がある方、スタンドに載せたまま本体のキーボードで打ち続けたい方、角度を無段階で調整したい方。

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tounee 伸縮式ノートパソコンスタンドを詳しく見る

tounee 伸縮式ノートパソコンスタンドは、アルミ合金製で、360°回転するベースの上に伸縮式アームを載せた据え置き型スタンドです。10〜17インチのノートパソコンに対応し、耐荷重は22ポンド(約10kg)です。高さは公称で2.1〜21インチ(約5.3〜53cm)とされていますが、利用者の実測では台の上端まで18.9インチ(約48cm)だったという指摘もあり、公称値どおりの高さになるとは限りません。伸縮式アームでパソコンを手前に引き寄せることができ、利用者の実測では最大約15cm・約10段階だったという声があります。本体の重さも、利用者の実測で約1.5kgという声があります(メーカー公表値は確認できた範囲では見当たりませんでした)。2つの関節で角度を支えるデュアルピボットジョイント構造で、座り姿勢と立ち姿勢の切り替えを想定した設計です。折りたたんで収納できます。

メリット

  • 土台がどっしりして安定している点、品質の高さ、高さ・角度の調整と360°回転の組み合わせで位置の微調整がしやすい点が支持されています。
  • 立ち姿勢への切り替えで首や肩が楽になったという声も見られます。

デメリット

  • 同種の商品の中では価格が高めという声があります。
  • 手前の落下防止のツメ(高さ約2cmという指摘があります)が、本体のキーボードを直接打つときに手首に当たって痛いという声があり、定規などを敷いて対策したという工夫も見られます。
  • アームを伸ばした状態で直接タイピングすると多少揺れるという指摘や、有線接続していると回転させづらいという指摘もあります。

向いている人

座り姿勢と立ち姿勢を切り替えながら作業したい方、デスクの上でパソコンの位置を頻繁に動かしたい方、安定感のある土台を求める方。

向いていない人

本体のキーボードで直接打ち続けたい方、有線のケーブルを多くつないでいる方、軽さを優先して持ち歩きたい方。

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買って後悔しないための対策

3製品に共通して、高さを上げるなら外付けキーボードがあった方が快適という趣旨の声が、それぞれ独立して見られます。スタンドで目線を上げると、本体のキーボードも一緒に高く・斜めになるため、打ちにくくなるのは方式を問わず起こりやすい現象です。MOFTは直接打つと本体が揺れるという声、touneeは手前のツメが手首に当たるという声、BoYataは高さを上げると外付けキーボードが必須になるという声と、理由はそれぞれ違いますが、行き着く先は同じです。

傾向から見えてくる対策は、次のとおりです。

  • 外付けキーボードとセットで予算を考える:高さを上げるなら外付けキーボードがあった方が快適という声が、3製品それぞれで独立して見られます。最初からセットで検討しておくと、後悔しにくくなります。外付けキーボードを探す場合は、当サイトのワイヤレスキーボード&マウスセット比較もあわせてご覧ください。
  • 使う場所を1つに決めてから選ぶ:BoYataには重くて毎回設置するのは煩雑という声があります。持ち歩きが中心ならMOFTのような一体型、決まった席ならBoYataやtouneeのような据え置き型と、場所から逆算すると失敗しにくくなります。
  • 調整の癖を最初に把握する:BoYataは角度調整が硬く両手で力を入れる必要があるという声、MOFTは貼り付け位置によってはぐらつくという声、touneeは有線接続していると回転させづらいという声があります。届いたら最初に、自分の使い方でこれらが気になるかを確かめておくことをおすすめします。

結論|状況別のおすすめまとめ

決まった席に据え置いて、安定感と調整幅を重視するならBoYataです。外に持ち出して身軽に使いたいならMOFTです。座り姿勢と立ち姿勢を切り替えながら、位置ごと細かく動かしたいならtouneeです。使う場所が決まっていてどれにするか迷う場合は、高さ・角度を無段階で調整でき、長期使用の報告も見られるBoYataから検討するのが分かりやすい選び方です。それぞれ設置方式・調整方式・重さが大きく異なるため、上の比較表と各製品の解説もあわせて確認してから選んでください。

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購入後に最初にやっておくべきこと

届いたら使い始める前に、4点だけ確認しておくと、あとで困りにくくなります。

  • 目線の高さに合わせてから、本体のキーボードで打てるかを試す:3製品とも、高さを上げると外付けキーボードがあった方が快適という趣旨の声が見られます。自分の使う高さで実際に打ってみて、外付けキーボードが必要かを早めに判断しておくと、その後の作業環境を整えやすくなります。
  • MOFTは貼る位置を仮決めして試してから本決めする:貼り付け位置によってはぐらつくという声があります。リムーバブルグルーは剥がして貼り直せるので、位置を変えながら安定する場所を探してください。
  • BoYataは角度調整の硬さを最初に確かめる:調整が硬く両手で力を入れる必要があるという声があります。一方で、この硬さは勝手に下がってこない保持力の裏返しという受け止めも多く見られます。最初に一度、両手での調整のしかたを確かめておくと安心です。
  • touneeはツメの当たりとケーブルの取り回しを確認する:手前の落下防止のツメが直接タイピング時に手首に当たるという声、有線接続していると回転させづらいという声があります。自分の機材構成で気になるかを最初に確かめて、必要なら外付けキーボードやケーブルの配置を調整してください。

出典

  • Amazon.co.jp「BoYata ノートパソコンスタンド N21」商品ページ(メーカー公表スペック・商品説明・商品画像・カスタマーレビューの傾向を実ブラウザで確認。2026-08-27時点)
  • Amazon.co.jp「MOFT ノートパソコンスタンド MS006 Standard」商品ページ(同上)
  • Amazon.co.jp「tounee 伸縮式ノートパソコンスタンド」商品ページ(同上)

本記事は、Amazonアソシエイト・プログラムの参加要件に基づき、各商品の星評価・レビュー件数・レビュー本文・価格および在庫の数値をサイト上に表示・転載していません。上記の商品ページで確認した内容は、特徴・メリット・デメリットを整理する際の判断材料として参考にしたものです。

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本記事の内容は、各商品のAmazon商品ページ・カスタマーレビューの傾向・商品説明・商品画像をもとにした、運営者個人の見解です。商品の性能や機能を保証するものではありません。実際の仕様・価格・在庫状況は変更されることがあるため、購入前に必ず商品ページで最新の情報をご確認ください。

よくある質問

Q. MOFTは一度貼ったら剥がせませんか。
A. 剥がして貼り直すことができます。繰り返し接着できるリムーバブルグルーが使われており、粘着面は水洗いすると粘着力が戻るとされています。貼り付け位置によってはぐらつくという声があるため、位置を変えながら安定する場所を探すことをおすすめします。
Q. タブレットや液晶タブレットにも使えますか。
A. BoYata N21は17インチまでのノートパソコン・タブレットに対応すると明記されており、ヒンジの保持力が強く、液晶タブレットを載せても角度がずれにくいという声も見られます。touneeは10〜17インチのノートパソコン対応という表記で、MOFTを含め、タブレットへの対応は確認できた範囲では記載が見当たりませんでした(未確認)。
Q. 外付けキーボードは必ず必要ですか。
A. 必須ではありませんが、3製品とも、高さを上げるなら外付けキーボードがあった方が快適という趣旨の声がそれぞれ見られます。MOFTは直接打つと本体が揺れるという声、touneeは手前のツメが手首に当たるという声もあるため、直接タイピングを続けたい場合は購入前にこの点を考慮してください。
Q. この記事に価格や星の評価が載っていないのはなぜですか。
A. Amazonアソシエイト・プログラムの参加要件により、カスタマーレビューの星評価やレビュー内容、価格・在庫の数値をサイト上に表示することができません。そのため本記事では、メーカー公表のスペックと、カスタマーレビューの傾向を参考にした運営者自身の言葉で特徴・メリット・デメリットを整理しています。価格や星評価そのものを確認したい場合は、各商品のAmazon詳細ページをご覧ください。

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執筆者

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